Asian Performing Arts Camp 2023 参加者インタビュー

インタビュイー:莊義楷(チャン・イー・カイ)、スジャトロ・ゴッシュ、花形槙、薛祖杰(シュエイ・ツーチェ)、大貫友瑞(Asian Performing Arts Camp 2023 参加者)

インタビュアー:新井ちひろ、石川祥伍(東京芸術祭ファーム2023 ラボ ファーム編集室アシスタントライター)

通訳:田村かのこ(東京芸術祭ファーム2023 ラボ コミュニケーションデザインチーム)

インタビュー実施日:2023年10月9日
場所:東京芸術劇場 アトリエ

2023年10月9日、Asian Performing Arts Camp(以下「キャンプ」または「APAC」)のIn-Tokyo Sharing Session終了後に、キャンプに参加した5名のアーティストへのインタビューを行った。これに先立ってインタビューをしたファシリテーター二名からは、オンライン期間と対面期間の両方を設けたこと(ここではハイブリッド方式と呼ぶ)が今年のAPACのひとつのテーマだったことが伝わってきた。また、約2か月間のキャンプの活動のなかで、オーディエンスを迎えてリアルでのパフォーマンスをするのはこの日が初めてだった。ハイブリッド方式やオーディエンスの反応、さらにはそれぞれの今後について参加者たちに尋ねた。

キャンプ参加のきっかけ

新井ちひろ(以下、新井):
最初に一番最初のところ、 皆さんがどういう経緯でこのプログラムのことを知って、何を期待して応募したかをお聞きしたいです。

スジャトロ・ゴッシュ(以下、ゴッシュ):
日本に来るのが初めてだったので、自分なりの日本のイメージと実際の日本を見比べたいという気持ちがありました。これまではニュースとか、ポップカルチャーとか、とくにスタジオジブリの作品を通して、日本のビジュアルのイメージや、自然観、都市観を想像していたので、現実に日本に来てそれらを照らし合わせてみたかったんです。

薛祖杰(以下、薛):
本当に偶然で、自分が参加していた劇団の関連で、たまたまファームの応募リンクが送られてきました。最初はよくわからなくて寝かせておいたんですけど、やっぱり応募してみようと思って締め切りギリギリで提出して。東京滞在中に誰と会って、どんなリサーチをするのかは、ファシリテーターとの話し合いのなかでアイデアを深めていった部分も大きいです。

莊義楷(以下、莊):
去年のゲストレクチャラーのリュウ・シャオイさんと、同じく去年の参加者のエーロン・カイザー・ガルシアさんに、このキャンプがどんな場なのかを聞きました。ただ、二人の時のキャンプはオンラインのみの開催だったので、私の経験とは違うかもしれないです。今回は東京滞在期間中にいろんな場所へ行けて楽しかったので。でも、去年は作品レベルでの参加者同士のコラボレーションもあったと聞いているので、今年もそういうことができたらよかったなと思います。

花形槙(以下、花形):
僕は前回参加してた筒 | tsu-tsu朱曼寧と仲が良いので、彼らがどこで知り合ったのかを聞いて、キャンプだと教えてもらったのがきっかけでした。特に筒 | tsu-tsuさんのことはよく知っていて尊敬もしているので、(彼が参加していたということは)きっと面白いプログラムなんだろうなと思って。あとは僕自身、去年ADAM(Asia Discovers Asia Meeting)っていう台北のレジデンスに参加して、その経験がめちゃくちゃ楽しかったので、このキャンプにも似たような雰囲気を感じて応募しました。

大貫友瑞(以下、大貫):
私はSNSでたまたま見かけて。私はパフォーミングアーツをドイツに行ってから始めたので、東京に戻っても続けられる場があったらいいなというのは思っていました。キャンプは応募フォームがカジュアルな感じだったので、とりあえずやってみようと思って。同じ時代を生きている同年代の人たちが、何を考えながら作品を作っているのか、それをお互いに話す機会を期待して応募しました。ただ、東京滞在も時間がタイトだったので、実際には自分のチーム(プレゼンテーションに出演したパフォーマー二人)との制作がメインになってしまって。この人のリサーチに興味あるからついて行ってみたいけど、ちょっと自分の都合で行けないってことも多くて、もうちょっと(キャンプの)みんなと作品の話もしたかったですし、参加者同士のワークショップもあるとよかったなと思います。

写真右から薛祖杰、花形槙、莊義楷、スジャトロ・ゴッシュ、大貫友瑞(以上、Asian Performing Arts Camp参加者)、春川ゆうき(コミュニケーションデザインチーム)。In-Tokyo Sharing Sessionより。撮影:松本和幸

オンラインと対面のはざまで

新井:
つまり、東京滞在の1週間はリサーチとプレゼンテーションの両方をするのではなくて、作品はあらかじめ用意しておいて、滞在中は交流のためのワークショップなどをメインにするのでもよかったと思いますか?

花形:
東京滞在が1ヵ月くらいあったらいいと思う。
それか準備で1週間、プレゼンテーションで1週間とか。

石川祥伍(以下、石川):
オンラインの期間が2か月くらいあったと思うんですけど、その時にもっとこれができたらよかったなとか、あるいは東京滞在に活かせたなと思うことはありますか。

薛:
私の場合は、オンライン期間をうまく東京滞在に活かせなかったと感じてます。セッションが3時間だったのが自分にとっては長かったので、宿題みたいな感じであらかじめ何かを準備しておいて、それを1時間でシェアするとかでもよかったかなと。
ただ、オンライン期間のいちばん初めに、ガイドラインをみんなで読み合わせしたのはすごく良かったなと思っています。 ファームがどんなことに価値を置いて、どういう人が集まって、どんなフェスティバルにしたいのかっていうのがよく理解できました。アーティストだけじゃなくて、アートトランスレーターアシスタントなどの付随するプログラムが色々あることや、それぞれの目指すことが何なのかも理解できました。

莊:
東京滞在は、自分のプレゼンテーションのための準備をしながら、お互いのことをもっと知ろうとするのが難しかった。だから例えばオンラインの時に毎回一人ずつ、作品の話を順番にする時間があって、それから東京で会えたらもっと良かったかもなって思います。

ゴッシュ:
みんなが言ったことはその通りだと思うけど、同時に、オンラインから対面へと移行する経験は面白かったです。東京に来た初日に、偶然、ホテルの近くのコンビニでジェームズと会ったんですけど、直接会うのは初めてだったのに「この人知ってる」って感じて親しみもあって。オンラインのジェームズのイメージって私の中では音がずっと途切れまくる人って感じなんですけど(笑)。一方で話してみるとやっぱり、その時とは違うジェームスに出会えたなっていう感じがあって、その感覚はすごく面白かった。
あとはオンライン期間中は自分が地理的に遠いところから参加してたので、自分だけ時間帯が違ったのも面白かった。もちろん対面の時間がもっと長ければ、みんなで一緒に同じ時間に起きるとか、同じ時間帯で過ごすっていうことが多くなるので、それも面白いんじゃないかな、そっちの方がいいんじゃないかなとは思いますけど。

花形:
オンラインセッションでは一方向的なプレゼンテーションとかをやった方がいいと思う。双方向で議論しようみたいなセッションがあんまりうまくいってなかった気がして。身体的な位置が分からないまま、考えに影響されたりしたりするのはなかなか難しいなっていうのは感じてました。

大貫:
ゴッシュのマインドセットはすごいですよね(笑)。私も最初の頃はドイツにいて、たぶん時間帯がゴッシュと一緒だったから、結構朝早くから起きなきゃみたいな感じで。でもゴッシュはそれをポジティブに捉えてる。

ゴッシュ:
それを知恵と言うのさ(笑)。

大貫:
私にとっては、オンラインの時に人数が多いのもがプレッシャーで、例えば3人とか4人で話す日があったらもうちょっとその人のことを知ることができたかなっていう気がします。それぞれの人がどういうことに関心があって何しているのかに、あんまりフォーカスできなかったと感じています。

石川:
皆さんが感じた難しさは、オンラインと対面のだけの違いなのか、それともこのキャンプがパフォーミングアーツのキャンプだから、つまり身体表現を扱うからこそ、よりオンラインのハードルが高かったのかを、ちょっと聞きたいなと思いました。

莊:
パフォーミングアーツでもデジタルでできることは色々あると思ってます。ただ自分としては、20~30分あれば中身があることができるっていう感覚があるので、オンラインでの3時間をどうやって過ごすかっていうのは、結構考えさせられたし、面白かったところでもあって。さらに東京に来て、プレゼンテーションの準備をする時に、キャンプの制作スタッフに時間通りに全部終わるようにちゃんとデザインしてと言われて。それで時間をコントロールできるもの、例えばジョン・ケージの4分33秒を使うことを考えてみました。

薛:
オンラインだと記憶に残りづらいところがあるのかなと思います。つまり物理的に対面してるといろんなことを共有できるし、人に会ってるっていう感覚もある。だからオンラインのセッションでちょっと集中力を欠いたところはあったかなと思います。

ゴッシュ:
私はコミュニティの中で作品を作るっていう活動をしているので、何かをシェアした時に相手のリアクションが分かることはすごく重要。オーディエンスと一緒に作る作品、オーディエンスの参加ありきの作品を作っているので、そういう意味でオンラインの難しさを感じました。

オーディエンスの反応

新井:
今日お客さんを入れてやってみての感想を聞いていいですか。

ゴッシュ:
素晴らしかったです。 このキャンプにはSlido(In-Tokyo Sharing Sessionでオーディエンスからのコメントを集めるのに使用したクラウドサービス)とか、観客からのフィードバックの機会が用意されていたからこそ、観客自身も作品を見るときに他人事じゃなく自分のこととして参加してくれていたと思う。Slidoにもいい質問やいいコメントがたくさん寄せられていてすごく参考になった。

一つ残念だったのは、観客ともっとコミュニケーションを取る方法があったらよかったなということ。自分の作品も、多分みんなの作品も、オーディエンスと何かをやるっていう作品だったと思うので、寄せられたコメントに返事ができなかったのはもったいなかった。観客が参加する作品であることを、もうちょっと掘り下げられればよかったって思います。

このプログラムで、こんなにいろんな施設を自由に使える権利をもらえたのも、いい機会だったし感謝しています。

同時に、日本やこの劇場に特有のやり方、自分が初めて接するやり方もたくさんありました。たとえば時間をきっちり守るとか。自分がこれまでやってきた方法に比べると官僚的なやり方がこの場所にはあるのかもしれないって感じました。

あとはどういう風にその場を作り込むかっていう美的な感覚を他のアーティストとシェアすることを経験したのも勉強になった。

薛:
今日の観客は、すごく熱心に聞いてくれて参加してくれてありがたかったです。アンケートについてるあのペンシルで、みんなが色々書き込んでるのも、新鮮だったし、真剣にやってくれてるなと感じて、嬉しかった。

劇場のスペース全体をもっと使えたら、もっといろんなことができて面白かったかなと思います。舞台上の装置とか、舞台美術とか、そういったことも使いながら色々実験するのもやってみたかった。

莊:
私も今日の観客は、乗り気で見てくれて、サポートしてくれるような感覚があって、それがすごくやりやすかったし、安心しました。 プレゼンテーションのなかで自分のテキストを読んでもらうボランティアを募った時も、思ったよりも手を挙げてくれた。

五人の発表がそれぞれ何かしらオーディエンスと関係性を構築する要素を持っていて、従来的な、観客がパフォーマンスを見るだけっていう関係性で成り立ってたものは一つもなかったので、それもすごく面白かったなと思いました。

莊のプレゼンテーションより。

大貫:
本番をちゃんと終えられたことはよかったですし、五十人の人が来てくれたのもよかった。観客の反応については、もうちょっと私の作品に対してどう思ったのかが知りたいです。

花形:
僕のパフォーマンスの時に、三人ぐらい体を触ってくれる人がいて、触れ方も全然アグレッシブじゃなく柔らかく触ってくれて、嬉しかったんですよね。そういうお客さんがいたことがすごく嬉しかった。

キャンプで得たもの

石川 :
最後に、このキャンプが終わるにあたって、作ったコネクションや考えたテーマ、問題意識を、どのように今後深めていきたいか、今後の作品作りにどう生かしていきたいのかっていうのを聞きたいと思います。

薛:
いろんないい繋がりができたと思います。自分とは違う人に会うとクリエイティブなマインドが刺激され新しいことを考えるきっかけになるので。

池袋が、年月を経る中で変化してきた街であること、たとえばこの劇場がある場所は以前は闇市だったと教えてもらったり、移民がたくさん住んでいる地域もあったり。それは自分にとっては東京の新しい側面で、でも同時にすごくリアルだとも思ったし、この場所に劇場があるのは何か意味があるのだろうと思いました。

あとは、自分のゾーンの作品がどうサイトスペシフィックであれるのかっていうのは、自分の中でも探ってるところだったので、今回やってみてそれができるって思えたのもよかったです。 それに、別の国に来てみたことで、世界の別の場所にも、ちゃんとパフォーミングアーツをやってる人がいて、それについてきてくれる成熟したオーディエンスがいるっていうことが分かったのもよかったです。今回のキャンプは従来的な演劇のフォーマットじゃなく、五人のリサーチの発表っていう形式なので、オーディエンスのリテラシーも求められると思うんですけど、それでもすごく反応が良かったので、収穫があったと思います。

ゴッシュ:
私にとっての日本はハイパーリアルな、マジックリアリズムの世界で、今回の作品もそういう日本へのイメージから始まりました。今後はビジュアルの要素、たとえばアニメーションを加えるとか、そういうことをやっていきたい。私はいつもコミュニティをベースとした、人とのコラボレーションの中で立ち上がってくる作品を作っているので、いつか日本に戻って来てほかの人とコラボレーションしながら発展させたいです。

もう一つ今後の発展として考えているのは、今回のパフォーマンスをもう少し物語的に展開させることを探りたいなと。今回作ったものは、演劇的な要素とか、遊びの要素が結構入ってて、今日のプレゼンテーションのあとでもらった感想の中にも、そういう意見がたくさんあった。 コミュニケーションデザインチーム(以下「CDT」)が翻訳してくれたマニフェストの日本語版も、すごく大変だったと思うけれど脚本として成り立つような翻訳にしてくれたので、今後発展させていけるきっかけになるなと思ってます。

莊:
CDTに関連して言うと、私にとって一番予想してなかった収穫は、CDTと一緒に活動するなかで翻訳の原則や価値を目の当たりにできたこと。シンガポールの外で自分のクリエーションをするときに、ここまでプロフェッショナルの翻訳チームがついてくれることは想像していなかったです。

CDTメンバーと、この言葉を一番よく表せるのはこっちの言語だとなんだろう、みたいなことを色々話したのがすごく面白くて。やっぱりコミュニケーションを取るとか翻訳をするっていうことは、一つの物事に対してどういう風に同じ理解を共有できるかっていうことなんだなっていうのが分かりました。同じ言葉を話してるつもりでも、文化によっては違った風に理解されるっていうことをいっぱい話せて、作品を通じてコミュニケーションを取るっていうのはこういうことなんだなって思ったし、翻訳っていうのは、そういう意味ですごく考える価値のあることだなっていう風に思えたので、それがとても良かったと思います。

花形:
今日のプレゼンテーションを聞いて、広い意味での他者との距離感っていうものが、共通点としてあるなと思いました。僕が「祖母になる」パフォーマンスをしたのも、「生きている人間」にとっての他者である「死んだモノ」について考えることだったので。 発展っていう意味では、僕は今年はモノとか樹木とか、違う生物になりたいっていうテーマで、パフォーマンスをやっていて。亡くなっていく自分の祖母は、モノと社会的な人間の間にいる存在みたいな感じがして、今回はそれになるっていうパフォーマンスをやった。それに対して観客からいろんなフィードバックをもらえたっていうのは、結構いい体験だったなって思います。

コネクションっていう意味では、薛とはもう台北で会ったし、シンガポールとかインドに行ったら、(莊やゴッシュに)会えるなと思いました。

オンライン活動期間中の8月に台湾で開催されたADAM2023に参加した花形は、東京滞在に先駆けて、台湾を拠点に活動する薛と対面。(写真左: 花形、同 中央: 薛)

大貫:
今日みたいに5人それぞれが違うコンセプト、内容のプレゼンテーションを並べても、お客さんはついてきてくれるんだっていうことは発見でした。自分の作品のことについて言うと、多分いろんな方向に持っていける種みたいなものを得られたと思っていて。例えばお客さんをどうやって作品の中に引き込むか、とか。私が作品に込めた感覚はパフォーマーの二人がいちばん共有していたから、見てる人にどうやってそれを伝えるか、すごく考えさせられたと感じてます。

いろんなとこにベースがあってやってることが全然違う人と知り合えたりしたのもすごくよくて。だけど花形さんが言ってたみたいに、興味のリンクするところもそれぞれある気がします。例えば私と薛だったらサイトスペシフィックなこととか。それに、私が今回のパフォーマンスに他人のクセを真似することを取り入れたのは、パフォーミングアーツには自分が自分じゃないものに近付いていく、たとえば他人の身体に近付いていく、そういう機能があると思っているからで。だから花形さんの「モノとか樹木とかになる」っていうアイデアには共感します。

私としては、この後パフォーミングアーツを続けられる場を、どういうとこで見つけたらいいかが結構課題なんですけど、今回みたいにアーティスト同士の繋がりを通じて、たとえば誰かのテクニカルを他の誰かがやるような形で、アーティストだけで上演する場を作ることができるのかもっていうのは感じてて、それはすごくよかった。小さくてもいいからやるっていうことは、大事かもって思いました。

大貫友瑞のプレゼンテーションから、パフォーマンス中の写真。画面左手前に右手前方を向いた青いシャツを着用した人。髪を後ろでお団子に縛っている。画面右奥には、赤と茶色と白のチェックのシャツを着た人。右手の肘を少しだけ釣り上げたような姿勢。
大貫のプレゼンテーションより。今井亜子、山田楽々の2名によるパフォーマンス。

長時間にわたるIn-Tokyo Sharing Sessionの直後に行われたインタビューだったが、限られた時間の中で活動してきたアーティストたちにとっては改めて互いの考えをゆっくりと聞く機会にもなり、話題は尽きることがなかった。インタビューを通じて、キャンプの活動全体を振り返りつつ、アーティストたちの関心もさらによく見えてきたのではないだろうか。とくに、アーティストそれぞれにキャンプを通して得たものがあることを聞けたのは、インタビュアーにとっても嬉しい収穫であった。

(構成・文:新井ちひろ)

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東京芸術祭ファーム プロセス発信

東京芸術祭ファーム ラボ「ファーム編集室」のアシスタントライターが、人材育成、教育普及の場である「東京芸術祭ファーム ラボ」のプログラムについて、活動の実態、創作過程をレポートします! https://tokyo-festival.jp/2023/